「名古屋市中川区で開業したい」「中川区周辺で起業を考えている」という場合、起業時の資金調達方法として、創業融資を検討する方も多いのではないでしょうか。
ここでは、名古屋市中川区の概要や魅力に加え、中川区周辺で創業融資を受けて起業する際のポイントや最寄りの日本政策金融公庫などについてご紹介します。
名古屋市中川区の魅力について
はじめに、名古屋市中川区の概要と魅力について見ていきましょう。
名古屋市内でもトップクラスの人口を誇る地域
名古屋市の西側に位置する中川区は、名古屋市内に16ある区のうち2位の人口数を誇ります。区の名称の元となっている中川運河をはじめ、荒子川や新川、堀川など多くの河川が通り、海抜の低い平坦な土地であるのも特徴の1つです。
また、中川運河周辺は古くから工業地帯として栄えており、名古屋駅のある中村区や名古屋港のある港区に挟まれている立地の利便性も魅力となっています。
ナゴヤ球場や前田利家生誕地などのスポットも
中川区にはナゴヤ球場があり、ナゴヤドームではおこなわれない二軍の試合を観戦することができます。また、前田利家生誕地のある中川区西部、庄内川より西のエリアには戸田緑地公園もあり、ファミリー向けの住宅地としても近年開発が進んできています。
名古屋市中川区で起業する際のポイント
名古屋市中川区で起業する場合、どのような点がポイントとなるでしょうか。
中心街に比べると割安で起業が可能だが、場所によって雰囲気がことなる
名古屋市西部にある中川区は、中村区や中区などの中心街に比べると賃料が割安で、比較的低予算での起業が可能です。ただし、川を挟んだ地域によっては雰囲気が大きくことなるため、事前のリサーチが重要となります。
コンセプトや事業の雰囲気にマッチしたエリアを見つけられれば、起業する場としては穴場のスポットであるといえるでしょう。
創業融資は専門家のアドバイスを受けるとスムーズに
名古屋市内で店舗や物件にかかる費用を抑えたい場合、中川区周辺はおすすめできるエリアの1つですが、運転資金には余裕があった方が安心です。
起業時に利用できる創業融資や制度融資には、事業計画書の内容や作成する書類が重要となります。比較的審査が通りやすく、多くの創業者が利用する日本政策金融公庫の融資であっても、自分の力だけで進めるには不安に感じることも多いでしょう。
融資の段階からサポートを受けられる、信頼できる税理士や会計事務所が見つかれば、開業後の労務や税務などについても相談に乗ってもらえるメリットがあります。
名古屋市中川区が管轄の日本政策金融公庫は?
名古屋市中川区で起業する際に利用する日本政策金融公庫の支店は以下の通りです。
名古屋支店:450-0002名古屋市中村区名駅3-25-9堀内ビル
国民生活事業 052-561-6301
中小企業事業 052-551-5181
最寄り駅:各線名古屋駅、国際センター駅
名古屋中支店:460-0003名古屋市中区錦1-11-20大永ビル
国民生活事業 052-221-7241
最寄り駅:各線伏見駅
熱田支店:456-0025名古屋市熱田区玉の井町7-30
国民生活事業 052-681-2271
中小企業事業 052-682-7881
最寄り駅:地下鉄名城線神宮西駅・JR熱田駅
なお、創業融資制度は国民生活事業の管轄となり、担当支店は起業時の本社所在地によって決まります。中川区の管轄は熱田支店となりますが、中川区周辺の場合はどの支店の管轄となるか、最寄りの日本政策金融公庫で確認することをおすすめします。
名古屋市の西側にある中川区は、多くの河川が通る人口数の多いエリアです。住宅地から工業地帯まで地域によって見せる顔もことなり、起業や開業には穴場のスポットであるといえます。中川区で融資を受けて起業するなら、小規模事業に詳しい会計事務所のサポートを受けると手続きがスムーズになるでしょう。
Comments