名古屋市中区は、名古屋市民だけでなく国内外の観光客も大挙して集まる、名古屋の中心地区として知られています。
「起業や開業をするなら中区で」と考えると、開業融資の方法や最寄りの日本政策金融公庫がどこにあるか、なども気になりますね。
ここでは、名古屋市中区の情報や起業・開業に必要な融資を受ける方法、名古屋市中区に近い日本政策金融公庫の支店などについてご紹介しています。
名古屋市中区の情報について
はじめに、名古屋市中区とはどのような街なのか、概要についてご紹介します。
観光・ビジネス・立地すべての中心にあるエリア
中区は文字通り名古屋市内の中央にあり、多くのみどころや観光スポットを擁しています。名古屋へ観光に訪れる人は、名駅のある中村区の次に必ず寄る地域の1つといっても過言ではないでしょう。
テレビ塔や大須観音、栄といった名古屋の有名エリアが点在しており、一方で丸の内や久屋大通、三の丸など、官公庁や名古屋ビジネスの中心地としての顔も持っています。
中村区や熱田区、千草区など8つの区に隣接しており、利便性もよい地域です。
地域によって雰囲気が変わり、幅広い世代の人が行き交う
名古屋市中区は、1つの区の中でも駅や通りによって雰囲気がガラッと変わります。歓楽街や買い物スポット、ビジネス街に官公庁が集まるエリアなど、若い世代からお年寄りまで、中小企業から大企業のビジネスマンまで、非常に幅広い世代の人々が行き交う場所です。
起業や新規事業、店舗を開業しようと考える人も多く、保守的な傾向がある名古屋の中でも、新しいものを受け入れるエネルギーが高めのエリアだといえます。
名古屋市民や地元のビジネスマンをターゲットにするのか、観光客へアピールするのかによっても、事業内容やコンセプトは変わってくるでしょう。
名古屋市中区で創業融資を受けるには
名古屋市中区で開業するにあたり、必要な融資を受ける際のポイントについても見てみましょう。
創業融資は日本政策金融公庫へ申し込むのが一般的
起業や開業に必要な資金を調達する方法として、良く知られているのが日本政策金融公庫の「創業融資」です。
名古屋市中区の伏見駅周辺には多くの銀行が集まっているため、銀行へ融資の相談に行きたくなりますが、銀行からの融資は審査が厳しく、はじめての起業や個人開業ではハードルが高いものです。
これまでの起業経験や事業規模、予算などにもよりますが、起業や開業の融資先として、まず日本政策金融公庫を選ぶのが一般的な流れとなっています。
名古屋市中区周辺の日本政策金融公庫は?
日本政策金融公庫の支店は名古屋市内にいくつかあり、金融街である伏見駅周辺にも、日本政策金融公庫の支店があります。
名古屋市中区周辺の日本政策金融公庫支店は以下の通りです。
名古屋中支店:460-0003名古屋市中区錦1-11-20大永ビル
国民生活事業 052-221-7241
最寄り駅:各線伏見駅
熱田支店:456-0025名古屋市熱田区玉の井町7-30
国民生活事業 052-681-2271
中小企業事業 052-682-7881
最寄り駅:地下鉄名城線神宮西駅・JR熱田駅
名古屋支店:450-0002名古屋市中村区名駅3-25-9堀内ビル
国民生活事業 052-561-6301
中小企業事業 052-551-5181
最寄り駅:各線名古屋駅、国際センター駅
国民生活事業では、最大4,800万までの比較的小規模な起業融資を、中小企業事業では最大4億8千万までの融資を取り扱っています。
両事業ともにメリット・デメリットがあるため、融資額や事業規模によって、どちらの制度を利用するか検討するのがよいでしょう。
日本政策金融公庫の創業融資を利用するには、事業計画書や提出書類の準備が必須となります。融資プランにもさまざまな種類があるため、短期間でスムーズに審査までいきたいなら、税理士や会計事務所など、地元の起業や融資に強い専門家の意見を聞いてみるのも1つの方法です。
コメント